1982-08-11 第96回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
近畿地建は大和川の治水基本計画を立てて取り組んでいるようでありますが、工事の進捗率は五八%、ことしから始まった第六次治水五カ年計画の終了時点でも六三%しかならない。だから、私はいま抜本的な計画を立て直して緊急な対処をやるべきだと、こう考えるんですが、結論的にいかがですか。
近畿地建は大和川の治水基本計画を立てて取り組んでいるようでありますが、工事の進捗率は五八%、ことしから始まった第六次治水五カ年計画の終了時点でも六三%しかならない。だから、私はいま抜本的な計画を立て直して緊急な対処をやるべきだと、こう考えるんですが、結論的にいかがですか。
したがって、どうしても閣議決定に持ち込まなければいけない、こういうことで治山治水基本計画というものを、治山治水緊急措置法によってつくりまして、昭和三十五年度から進捗している。三十五年からの進捗はただいまところ非常に順調でございますが、二十九年につくられました計画は、ただいま御指摘のような点はあまり十分には進捗していない、こういう状況でございます。
○山内説明員 御承知のように、桂川水系は近年非常に災害がございまして、何とかこれを根本的に対策を講じたい、こういうことで極力桂川水系の治水基本計画、特にダムの計画につきまして調査を進めている段階でございます。
そうしまして、すでに二十八年に西日本の大災害を契機といたしまして、建設省といたしましては、治山は農林省でございますが、治山治水基本計画というものが制定をみるに至りまして、これは立法化はされませんでしたが、その計画を基礎といたしまして、昭和三十五年法律第二十一号の治山治水緊急措置法が制定されることによりまして、同年十二月二十七日、治水事業十カ年計画というものが閣議決定を見ております。
○鮎川説明員 治山治水事業を今後どういうような角度で考えていくかというお尋ねかと存じますが、治山治水基本計画は、過去の災害その他の経験等を考えまして作られておるわけでございます。今年におきまして御承知のように六月には梅雨前線の豪雨、第二室戸台風、その間において台風や水害等がございまして、いろいろな災害を経験いたしたわけでございます。
続いて戦争のために荒廃いたしましたので、取り残されておりましたこれらの計画を、さらに昭和二十四年を初年度とした治水事業十カ年計画が実施されるに至ったのでございますが、これもまた遅々として効果が見られなかったために、二十八年に引き続き、大災害のあとを受けまして、昭和二十九年度を初年度とする治山治水基本計画が立てられたわけでございます。それは池田さんの関係しておったときであります。
政府におかれましては昭和三十四年の伊勢湾台風を契機として、三十五年十二月治水十カ年計画を決定して、治水事業の推進をはかって来られたのでありまするが、治水事業十カ年計画における砂防事業費は、前期五ヵ年においてわずかに七百三十億円にとどまっておりまして、はなはだ遺憾でありまするが、これを昭和二十八年に政府が、全国にわたって詳細に検討を重ねて、策定せられた治山治水基本計画要綱に対比しまするとき、砂防事業は
○内村清次君 ただいま提出いただきました資料でございますが、資料の第一ページに、これは私要求したわけですが、今回の法律案によりまして治水基本計画がいわゆる年次別に十ヵ年間で、一体どういうふうな計画がなされているかということを知りたいという関係で、この問題の私は資料を要求したわけです。
従って、そういうのを見て、今度のこの措置法によって積極的に治水計画をしようということの目的のために、建設大臣の提案理由の説明の中には、昭和三十年度に策定した治水基本計画に基づいて、その残事業のうち主要な事業を三十五年度から十カ年間で達成する。
○内村清次君 そこで大臣の御答弁の中の第一点につきましては、筑後川水系の治水基本計画について一体どうかという検討は、これは今後私たちもこの国会を通じて十分この下筌の問題も含めまして検討していきたい。
調査団の報告を聞いてみますると、筑後川の水系治水基本計画が下流の洪水調節を主目的とする場合に、この計画自体が最良なものであるかどうかということは検討を要するということが一点。それから建設省のダム建設計画の過程に、住民の基本的な生活権に対して一方的な進行をして、地元の住民の意見を聞いていない感があるということが二点。それから三点は法的不備な点が認められる。
すなわち、二十八年の大災害の後、政府は治山治水基本計画を立てて、十カ年間に一兆八千億円の事業費を投入するという計画を立てました。さらに、三十一年から三十五年度に至る五カ年計画といたしまして、この五カ年間に国費で三千三百三十億円を要するというような計画を立てたわけでありますが、三十一年度から三十三年度までの実績は、国費予算額は千百三十六億円を計上いたしたにすぎません。
昭和二十八年におきまして治山治水基本計画を定めて進めて参りましたが、これが財政の事情その他から思うような進渉を見なかったこと、これは事実でございますが、今後、この問題につきましては、私どもはでき得る限りの力を尽して参りたい。ことに、私は、今後はっきりした五カ年計画を定めて、計画的に治水事業を遂行して参りたい。
○遠藤国務大臣 昭和二十八年に策定いたしました治水基本計画、これは、お示しのように一兆八千億に及ぶ大計画でありますが、この大計画はわれわれの進んでいくべき方向を示したものでありまして、この大計画を変える必要はないと私は思います。
また、二十八年度決算に関し、本委員会の建設省に対する警告決議の御趣旨につきましては、まず治水関係事業の総合的、計画的運営をはかるためには、治山治水基本計画に基き、継続事業の重点的促進に努力し、また災害復旧補助事業の適正化をはかるためには、すでに述べましたように、査定官制度を設けて実地査定を強化し、検査、監督を励行し、再査定をも行いまして、補助金の効率的使用を期しております。
(拍手) 毎年頻発する災害の抜本的防除と国土保全のため、政府は、造林、林道並びに道路事業、都市計画事業、災害復旧事業等につきまして、総合的な治山治水基本計画を確立いたしまして、これが適正かつ能率的な推進をはかる所存であります。(拍手) なお、政府は、北海道及び東北地方の占める地位の重要性に着目いたし、これが開発については特段の力をいたす所存であります。
毎年頻発する災害の抜本的防除と国土保全のため、政府は、造林、林道並びに道路事業、都市計画事業、災害復旧事業等につきまして、総合的な治山治水基本計画を確立いたしまして、これが適正かつ能率的な推進をはかる所存であります。なお、政府は、北海道及び東北地方の占める地位の重要性に着目をいたしまして、これが開発については、特段の力をいたす所存であります。